お着物仲間と一緒に、長門市のルネッサながとへ「近松文楽」を見に行ってきました。

文楽には前から興味はあったのですがなかなか行けず、今回が初めての鑑賞だったのですが
ご縁あって、開演前に人形遣いの吉田一輔さんにお話を伺ったり、
こんなに近くでお人形を見せていただくことができました!!
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お人形はこの後の舞台に登場する、曽根崎心中の主役、お初さん。
吉田さんが動かすと、やわらかい動き、しぐさがまるで生きているみたいなんです!
可愛らしい娘さん1人、がそこに一緒にいて、私達の話に加わっているような気さえしました。
(大げさではなく、本当なんですよ!)
それほど動きが自然なのです。すごい技術に感動しました。
舞台上では3人の人が一緒にこのお初さん1体を動かすそうです。
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長門市は近松門左衛門ゆかりの地と伝えられている場所だとご存じですか?
その長門市にあるルネッサながと開催された、今回が第2回目の「近松文楽」。
文楽初心者にもわかりやすいよう上演前には、
この日の演目の「曽根崎心中」という作品について、
日本文学、日本文化の研究家のドナルド・キーンさんによる解説があり、
文楽を構成する3つの要素、
義太夫節、三味線、人形についてはそれぞれの使い手さんから
説明とデモンストレーションがありました。
お蔭で難しくなく、充分楽しむことができました。
もっと見たーい。
あー、いつか大阪の国立文楽劇場でも見たいです!!
この日は雨模様だったので、
私はポリエステルの絽の小紋の着物を着ていきました。
長じゅばんは麻素材です。
ルネッサながとには私達以外にも10人くらいの着物をお召しのお客様がいらっしゃったので
皆様の装いをチラ見しては、私はそちらも楽しんでいました。
洗える素材なら夏も着物を楽しめますよね。
というより、洗えると思えば、夏こそ、着物を楽しみやすい季節かもしれません。
ぜひ、皆様もチャレンジしてみてください。
涼しく装うコツ、合わせ方などはなんでもご相談くださいね!
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山口市 西門前商店街  呉服処 おかふじ