今日は、着物クリニックの1日目。
たくさんのご来店ありがとうございました。
お客様が持ってきてくださったのは、どれも愛着のある着物でした。
一枚一枚に、皆様の思い出があるのが伝わってきました。
でも、たとう紙から出して広げてみると、シミが出てしまっていたり、汚れがあったり、
生地がすれていたりで、そのままでは着にくい状態なんですね。
そこで、よみがえらせる方法をいろいろ提案させていただいたのです。
着れない着物がまた着れるようになることを、皆様が喜んでくださいました。
よかったです!!
加工の例ですが
どうしても抜けないシミがあれば、その上から柄を描き足す、金彩加工を施すという
方法があります。
また、着た時に見えなくなる場所に、シミのある部分がくるように仕立て替えるという
方法もありますね。
でも着物によって、できる加工、向いている加工が異なりますので、お客様と相談しながら
加工方法を決めてまいります。
今回、着物クリニックのために京都から来ていただいた職人さんは
この道40年のベテラン!
私などより、ずーっと長い間着物を見て、触れてきた方なので、
着物を蘇らせるアイデアをたくさん持っていらっしゃるので感心するばかり・・・。
私も勉強になりました。
職人さんのお写真をデジカメで撮ったのに、カメラを店に置いてきてしまいました。
お顔を紹介したかったのに残念です。
明日のブログでは、ご紹介しますね。
明日も山口店にて、着物クリニック開催します。
続いて27日(水)、28日(木)は美祢本店で行いますよ!
気になる着物がありましたら、ぜひ、お持ちくださいませ。