昨年の11月、山口市菜香亭で初めて神田京子さんの講談を聞いて、
(2021年11月22日付けのブログ見てね)
それ以来、すっかり彼女のファンになった私。
山口に住み、子育てしながら、東京の演芸場や山口、日本各地で活躍しておられる彼女を見ると応援せずにはいられません。
先日も、講談を聞きに行ってきましたよー。
山口市黄金町にある「まるまつ食堂」が、2日間限定「講談まるまつ亭」となり、会場でした。
初日は、京子さんの講談(鉢の木、渋沢栄一伝)と、山中信人さんの津軽三味線の演奏。
2日目は、京子さんの講談(忠臣蔵)と、
神田京子さんの姉弟子の神田茜さんの新作講談(こちらも忠臣蔵の話と、心温まる現代もの)。
両日、昼夜の二回公演、各40ある席はすべて満席!!
あ、私2日共、夜の部にいってきました。
さすが、三味線も、講談も素晴らしかった!!
津軽三味線は大迫力!
演奏途中、弦が1本緩むアクシデントがありましたが、もともと即興で弾く津軽三味線だそうで、なんでもないように演奏しておられました。
激しい演奏は抱いていた三味線のイメージを超えるかっこよさ!。
神田茜さんの新作講談も茶目っ気たっぷりの人物が楽しかったです。
そして、
12月14日の赤穂浪士討ち入りの日にあわせて語られた京子さんの忠臣蔵。
大石内蔵助が浅野内匠頭の奥方の瑤泉院に別れを言いに行く場面、
後で調べたら「赤穂義士伝 南部坂雪の別れ」の場面だそう。
大石内蔵助を演じる京子さん、めっちゃかっこよかった。
演者さんの息を感じる、生のエンターテイメントは本当にいいものです。
こんな近所でこのような機会を作っていただいてほんとにありがたい!
一緒に行ったお着物仲間。
宇部の着付け教室紅鶴の清水先生と、インテリアコーディネーターの村藤さん。
お二人とも、素敵。
待合いで中国茶を入れておられたのは茶日月さん。(写真の奥の女性です)
普段はまるまつ食堂の奥の建物で、普段は中国茶葉の販売をされているそうです。
写真手前は着物仲間、フラワーズスペースマーキュリーの沓野さん。
忠臣蔵の演目に合わせて今日はシックな装いにしたとか・・。
グレーの江戸小紋、おしゃれー。
神田京子後援会の法被を着てスタッフとして動き回っていた演芸好きのAちゃん。
法被の下は、ドットがかわいい久留米絣で。
夜だからせっかく撮った写真が暗くて残念ですが、
向かって右から二番目が津軽三味線の山中信人さん(終演後、もう普段着に着替えておられた)
中央の紋付袴姿が神田京子さんです。
神田京子さんは来年以降も山口で講談の会をたくさん開催されるはずです。
また、彼女とつながりのあるゲストを山口にどんどん招いてくださるでしょう。
イベントの情報が入りましたら、皆さんにお知らせします。
是非、一緒に行きましょう!
出来れば着物でね!!
さて、まるまつ食堂は、初めて入ったのですが、
ここも萩往還の街道沿いの古民家を、風情を生かしながらリノベーションされたお店でとても素敵でした。
天井を抜いて、立派な梁や、土壁が見えるようにしてあります。
当店との共通点を感じる、このような建物が残ることは嬉しいです。
今度、ランチを食べにいきたいなー。