岡重さんの新柄長襦袢が入荷しています。

少し前にこのブログでご紹介した鯛の長襦袢もインパクトが大きかったですが、
こちらの長襦袢も目を引きますよ。
なんと大きな白い象がドーンと!!
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白い象とともに、白い馬も列になっていて、行進しているようです。
馬に乗ってマントを羽織っているのは王様でしょうか?
インドの王様かな?
そんな楽しい図柄です。
岡重さんは、京友禅の名店で
昔は羽織の裏地を沢山生産していました。
男性も女性も日常的に着物を着ていた頃、
羽織は脱いだり着たりする、いわゆるジャケットの役割として
みんなが着るものでした。
羽織の裏地は「裏」につけるものなので、着ている時には見えませんが、
脱ぐと見える(つまりは、脱いで見せたい)物だったんです。

昔の人たちはこぞって、目立つ、派手な、個性的な羽織の裏地をつけて、

おしゃれさを競っていたのですね。
いろんな羽織裏のデザインがあったようです。
でも、今は羽織を着なくなり、羽織裏がほとんど必要なくなってしまいました。
昔のおしゃれな羽織裏のデザインを今に生かしたいと、
岡重さんは、会社にたくさん残る当時の羽織裏のデザイン画、
生地見本から、新しい商品を生み出しています。
長襦袢もその一つです。
これが昔あったデザインだとは信じられませんね。
岡重さんの楽しい長襦袢で、
袖口や袂からチラリと見えるおしゃれを楽しんでみませんか?
この長襦袢は、ポリエステル素材でできているので
自宅で洗濯できて、取り扱いが楽です。
東レのシルック、といえばご存知の方も多いのではないでしょうか。
着物や長襦袢にもよく取り入れられているポリエステル素材なんですが、
こちらの長襦袢はそのシルックからより進んで開発された
東レシルックデュエットという素材で作られています。
まるで本物の絹を触っているかのような、やわらかさ、しなやかさ、
ぬくもり感があり、着心地が良いのですよ。
東レ シルックデュエット 
岡重ポリエステル長襦袢地  27,000円(税抜き)
ぜひ、店頭で触ってみてくださいね。
お待ちしてます!
着物のことなら
山口市 西門前商店街  呉服処おかふじ