あさって2月10日は2と10の語呂あわせから「太物(ふともの)の日」なんですよ!

太物とは、絹織物に対して、糸が太めの綿や麻やウールで織った織物のことを指します。
今では聞きなれない言葉ですが昔は、「太物」も一般的に使われていたようです。
それがわかるのがこの写真、
これは当店の明治34年のチラシなのですが、(チラシに軍人さんというのもこの時代で面白い)
太い文字で、呉服太物と書いてありますよ。
   
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今の時代、着物を日常的に着なくなって、着物が特別な衣装になってしまったからでしょう
木綿などの普段着の着物はどんどん生産されなくなりました。
そして太物という言葉も聞かなくなりました。
当店でも現在はほんの少ししか取り扱っていません。(T0T)
でも、最近、また、日常に着物を着る人が増えてきつつあり、
絹に比べて扱いやすい木綿やウールの着物の良さが見直されています。
太物って言葉も忘れずに使っていきたいですね。
 そこで、
 2月10日 太物の日には
 お手持ちのウールや木綿の太物の着物を着て過ごしませんか?
 
着物のことなら
山口市 西門前商店街 呉服処 おかふじ