昨日は、和装教育国民推進会議 山口県支部の新年初の会合でした。
和装教育国民推進会議って、堅苦しい名前ですが、みなさんに着物をもっと着てもらうために活動しているNPOなんです。
山口県支部に参加しているのは、有志の山口県内の呉服店、着付けの先生方、和裁の先生で、
昨日の会合には10名が出席しました。(1名、途中退席されたため写真には写っていませんが)
写真前列は右より、(有)そごう呉服店さん、(株)エムラさん、(株)藤本さん、岡藤呉服店の私。
後列は着付けの先生方です。
着物をもっと着てほしいという共通の思いで、お店も流派もまちまちの和装関係者が集まって活動しています。
山口県支部の主な活動はこちら。
◎ 和装教育をすすめる・・・・中学校に行って生徒対象に浴衣の着方講習を開催する。
希望があれば高校等でも行っています。
昨年(平成23年)は、防府市立右田中学校、山口市立白石中学校、阿東東中学校、阿東中学校で
浴衣着方講習会を行いました。
平成22年の白石中学校での講習の様子です。こちらをご覧ください
http://www.kimono-okafuji.com/blog/2010/07/post-221.html
学校で生徒にきくと、浴衣なんて自分で着たの初めてという子供がほとんどなんです。
そして、みんな楽しかった、うれしかったと喜んでくれるので指導した私たちも嬉しくなります。
それと同時に、家庭での和装教育の伝達が行われなくなった今、誰かが、教えなければ
和装そのものの衰退化が止まらないという危機感を強く感じました。
4月からの新しい指導要領の家庭科の教科書には、着物の部分の名称や、浴衣の着方が載ることになりました。
私たちは、学校に行って行う浴衣講習のほか、指導する側の先生方に対する講習、指導のカリキュラム作りのサポートも
致しますので、どうぞご相談ください(当店が窓口になっています)
そのほか、
◎和装振興・・・・着物を着て楽しむ機会を作る、という活動も行っています。
着物で集まってたのしむ会「きものの集い」は、今年も秋に開催するべく計画中です。
この会議は、呉服屋さん同志、着付けの先生同志の情報交換の場にもなっていて
活気があるんですよ。
山口県内の呉服店、着付け講師の先生方で、一緒に活動してみたいと思われる方の
ご参加おまちしています。当店にお問い合わせください。