着物を譲ってもらったけれど、自分の体型に合わないということがよくあるのではないでしょうか。

特に、丈が短すぎて腰紐の位置を調整しても丈が足りない着物を譲ってもらった場合、
おはしょりを作らず、つい丈で着るしかないでしょうか?
いえいえ、着物の丈を長くする方法があるんですよ!
おはしょりで隠れる部分に別の布を継ぎ足して、
全体の丈を長くする「胴つぎ」という方法をご紹介します!
実は前日、私も胴つぎを頼んだのです。
譲っていただいたこの水色の小紋の着物をなんとかして着たくて・・・。
水色の小紋に、別布(グリーン)を継ぎ足してもらいました。
これが胴つぎです。
足し布は自宅にあった生地(他の着物の残り布)を使用しています。
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着物のもともとの身丈  3尺8寸  
出来上がった着物の身丈  4尺1寸 (3寸長くなりました) 
着てしまうと、足し布の部分はおはしょりの中に入ってしまうので
見えないでしょ?
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★ おはしょりの中に入らないほど長く布地を足すことはできないのが注意点です。
仕立て上がっている着物の場合、
洗い張り、筋消しの後、胴つぎし、仕立てます。
日にちと費用が少しかかりますが、
丈が短くて着れないと諦めていた着物を着る方法の一つですので
ぜひ、知っていてくださいね。
詳しくお知りになりたいお客様は当店にぜひ、ご相談くださいませ。
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山口市 西門前商店街 呉服処 おかふじ