11月に入った途端に暖房を入れたくなるほど寒くなりました。

体調管理に気を付けなければいけませんね。
でも、紅葉もだんだんと赤みを増して美しくなってきました。
お出かけしないともったいないですよ!
山口市では素敵な催しがあります。
色づいた街路樹が美しいパークロードに面した山口県立美術館で
「大正ロマン昭和モダン展 ・・・竹下夢二とその時代」が開催されます。

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“大正ロマン”という言葉は、聞いたことがおありではないでしょうか。
明治維新以降、西洋文化を受け入れ、近代化に向けて走っていた明治時代が終わり、
大正時代が始まったのが今から約100年前、
その大正から昭和初期にかけて、花開いた新しく華やかな大衆文化(ファッションや生活)を、
大正ロマン、昭和モダンと呼んでいます。
その時代の最先端のおしゃれを挿絵などの作品を通して発信していたのが竹下夢二を代表とする挿絵画家たちなんです。
華やかな挿絵は女の子に大人気でした。
なかでも特に私が注目しているのは、挿絵に書かれている女性たちの着物姿です。
日常的に着物を着ていた時代、着物の着方は今よりゆったり着ているように見えます。
柄や色はとっても大きくて大胆で華やか!! まるで洋服のようなセンスなんですよ。
しかし、そのような華やかなファッションは、この後、日本が戦争色に染まっていくにつれ
消えてなくなってしまいました。
そんな短い間の大正ロマン、昭和モダンと言われるファッションを
当時の絵から、ぜひ、ご覧になってください。
私も見るのをとっても楽しみにしています。もちろん、着物を着て美術館に行きますよ!!
日時  11月17日(土)から12月24日(月)  月曜休館(ただし12月24日は開館)
      9:00より17:00まで(入館は16:30まで)
観覧料 一般900円学生、シニア、団体割引あり
場所  山口県立美術館  山口市亀山町3ー1  083ー925ー7788
同じ時期、
山口市菜香亭ではその時代に実際に着られていた着物を展示する、
アンティーク着物展が開かれます。
県立美術館との協賛企画展ですので、両方合わせて楽しんでいただきたいと思います!
こちらの展示のご案内は次のブログでおはなししますね。
その前に、こちらのサイトを先にご紹介しておきます。