7月29日、明治維新150年を記念した薪能が開催され、
行ってきました。
ずっと晴れの天気が続いていたのに、
よりによって、この日に台風が山口を直撃するという天気予報でびっくり!
そこで、野田神社能楽堂から
山口市民会館へ会場が変更になりました。
市民会館では篝火を焚けないので
薪能と呼べなくなってしまいましたが、
素晴らしい能と狂言を鑑賞することができました。
★写真は市民会館のステージ上に作られた能舞台。
今までにない酷暑の今年、
冷房の効いた市民会館で鑑賞できたことは
ありがたかったかもしれません。
おかげで舞台に集中できました!
演目は、
維新150年を記念した「翁」
仕舞「枕慈童」
狂言「末広かり」
そして半能の「石橋」
能はよくわからない、難しいと言われますが、
解説のパンフレットなどからざっくりと全体のストーリーが分かれば
充分鑑賞できますよ。
また、狂言はセリフがさほど難しくないので
現代人でも聞いて理解でき、
ストーリーも演者の動きもコミカルで
コントのようです。
そして、いつも着物に関わっている私は
ついつい衣装も気になるところ。
能衣装も、狂言の衣装も、
今の着物と形から大きく違うし、
注目して見ていました。
皆様もぜひ、機会がありましたら
能や狂言を鑑賞してみてくださいね。
最後にこの日の着物スタイル。
受付を手伝っていた友人と撮りました。
2人とも小千谷縮(麻の夏着物)です。
(友人のヒトデの帯留め見てみて!可愛いー。)
和文化の鑑賞には着物で行くと
より気分が高まりますね。
この日も台風で雨模様だったのにも関わらず、
着物で来ていた方が何人もいらっしゃいました。
浴衣の方もいらっしゃいましたよ。
和文化に着物で。
そういう楽しみ方がどんどん広がると嬉しいですね!!