今日はよいお天気ですが、風が強くて
少し肌寒い山口です。
さて、今日は私も愛用している御寮織の袋帯をご紹介します!
見たところ重厚感がある帯なんですが、
軽くて伸縮性があり、締めやすいのです。
こんな風にナナメに少し引っ張ると、伸びるんですよ!
でも、引っ張っていた手を離すと、元の形に戻ります。
柔らかくて、伸縮性のあることが、お分かりいただけたと思います。
そこが他の帯との違いです。
そんな帯なので、巻くと柔らかく体に添ってくれます。
御寮織の帯に使用されている糸は、14デニールという細さの絹糸。
女性のストッキングに使われている糸が16デニールだそうですから
14デニールの細さ・・・・・、想像してみてくださいね。
一般的に、着物や帯に用いられている糸の半分くらいなのだそうですよ。
この糸は宮糸と呼ばれ、禁裏装束にしか使われなかった糸です。
特に光沢性があり、弾力性に優れ、幻の糸と呼ばれる貴重なものです。
そんな糸を扱うことができるのは、
御寮織の織元の井関家が、500年以上の歴史をもち
代々、皇族の装束に代表される有職織物を織ってきた機屋だからなのです。
御寮織の帯の、軽さ、柔らかさを、ぜひ、触ってみてくださいね。
格調高い柄のものから、軽いおしゃれ風の帯まで種類も豊富です。
3月28日(日)、29日(月)の展示会では、多数ご覧いただけます!
予告
岡藤呉服店 春の展示会のお知らせです。
日にち 3月28日(日)、29日(月)
場所 湯田温泉 ホテルかめ福 2階紅梅の間
ご来場をお待ちしております。