9月22日から3日間、草履職人さんに来ていただいて草履のお誂え会を開催しました。
ご来店いただいたお客様、ありがとうございました!
お客様の足に合わせて作る草履はとても履き心地が良いものです。
台と鼻緒を選んで、足のサイズに合わせて作る草履はご自分だけのオリジナル。
少し時間がかかりますが、ほかにはない良いものができます。
職人さんはお誂えだけでなく、お客様お手持ちの草履の鼻緒の緩みを締めてくださったり、裏のゴムを替えてくださったり、古い草履のメンテナンスもその場でしてくださいました。
これらみんな鼻緒なんですよ。100本以上ありました。
台と鼻緒を選んでいただいて組み合わせて、草履になります。
↓お客様の足を測って、鼻緒のすげ具合を調整します。
残念な話ですが、草履をすげる職人さんは全国的に減ってきています。
草履自体を作るにも、台の芯の部分を作る人、台の皮になる素材を作る人、台の皮を貼る人、鼻緒を作る人など何人もの人が手がかかっていますが、これらの職人さんも減りつつあるので、作られる草履の種類、数はだんだん減っていくばかりだそうです。
私たちがが草履を履いて、直して、また購入して、この世から草履というものをなくさないようにしなければいけないのですよね。
あ、これ、着物界隈にも言えることです・・・。
今回、私は叔母の形見にもらった未使用の草履を家から持ってきて、(叔母は足が小さい人だったので鼻緒がきつかったのです)職人さんに鼻緒を緩めていただき、私が履けるようにしてもらいました。
これから大切に使っていきたい思います。
さて、すこし、秋らしさを感じる季節になりました。
秋には着物イベントも盛りだくさんです。
着物をジャンジャン着て、楽しみましょう!!