寒い日が続きますね。
今日、まだ蕾が堅い蠟梅の枝をいただきました。
例年ならお正月に咲いて、もう花が終わるころの蠟梅ですが、今年は寒いので開花が遅いようです。
花瓶に生けて室内に置いたので、はやく開いてくれるといいな。
さて、お店の催事のおしらせです。
令和7年1月24日(金)より26日(日)まで
「小宮康正江戸小紋展」を開催します。
小宮康正さんは、お父様おじい様と3代続いて江戸小紋人間国宝に認定されておられる染色技術の匠です。
離れてみると色無地に見えるほど細かい模様の着物、江戸小紋。
サメ小紋の言われる模様が模様としては最もメジャーなところでしょうか。
サメや行儀のような点々の繰り返しの幾何学的な模様もあれば、猫や犬を描いた面白いものもありますが、
どれも和紙の型紙(伊勢型紙)を使って生地に図柄を染めていくのです。
画像はご覧いただけるお品物の一部です。
昨今では量産したプリント物も江戸小紋として流通していますが、
型紙で染めた江戸小紋は素人が見ても違いがわかる美しさと力があります。
和紙の型紙を使って染めた手のぬくもりを感じる江戸小紋をぜひ、この機会にご覧ください。
人間国宝の技の作品を見て感じてください。
江戸小紋は色無地代わりとしても、小紋としてカジュアルにも御召いただけます。
お茶席にもおすすめです。
価格は298,000円のものよりご用意しております。