徳川家康が着ていたとされる小袖が萩博物館で公開されていると知り、見に行ってきました。
萩博物館ウェブサイト↓
なぜ、徳川家康の小袖が萩藩士の家に伝わっていたのでしょう?
感動的な事実があるのですが、
そのつながりがわかる手紙も一緒に展示されていますので実際に見に行かれることをお勧めします。
さて、小袖です。
保護のため証明を落とした展示室に展示されていました。
小袖とはいわゆる着物のことですが、
400年ほど前の絹織物、江戸時代に作られた着物が目の前にあるなんて感動です。
ずっと大切に保管されていたのでだと思います。一部の裂け目はあるけれど色はとても綺麗で、模様もはっきりわかる状態です。
この時代、染色の技術で言うと絞り染めが模様を表現する主な方法でした。
全体に並ぶ亀甲も、小袖の背中の中央の葵の紋も絞り染めで描かれているのが見てわかります。
絞りの模様は大きさも色も揃っていて、技術力が高い!
さすが家康公の着物はすごいです。
でも、今でもこのような絞り染めの技法は着物や浴衣に使われているのですよ。技術はつながっているのですね。
家康の小袖は萩博物館で6月18日までの展示です。
ぜひ、見に行ってみてくださいね。
地方のこじんまりした博物館なので展示物との距離が近いし、ゆっくり、じっくり見られてお得だと思います。
ちなみに 入館料 大人520円です。