11月山口市菜香亭で、
十二単の着せつけの実演を見ていただくイベントを開催しました。
写真は着せつけが済み、平安の姫が出来上がったところなんですよ。
色の襲が美しく華やか!
実演をお願いしたのは京都にある黒田装束店で装束の制作から着付けまでこなし、
各地での講演も行っておられる黒田知子さんです。
コロナ禍の収まらない中、
少人数のイベントとなりましたが、
参加してくださったのお客様にはひと時、平安の雅な雰囲気を味わって頂けたかなと思います。
肌着にあたる白の単衣に長袴というスタイルに
五枚の袿(うちき)、打衣、表衣、裳を重ねて着せてできあがる十二単ですが、
十二単というのは実は俗称で、
正式名称は五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも)というそうです。
実際に十二枚着るのではないのです。
でも、すべて着用すればその重さは約20キロ!
モデルさんも重そうでしたよー。姫も大変ですね。
お客様からは、色合わせのことや、着つけるときの紐の結び方など
たくさんの質問が出て、楽しい会になりました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
まだまだ知りたいことは沢山!!
コロナが終息したら
改めて、黒田さんに装束のことを教えていただく機会を持ちますね。
その時はもっと大勢のお客様に聞いて頂きたいです!
最後、黒田さん、モデルさんを囲んで、イベントをお手伝いしてくださった皆さんと。
ありがとうございました!