針供養をしてもらいませんか?と、

着付け教室の小川先生の声掛けで有志が集まり、

今日、2月8日、山口大神宮で針供養をしていただきました。

長いこと、お仕立てに関わる仕事をしてきたのに、

私、初めての経験でした。

本殿にて、

持参した曲がった針、折れた針を豆腐に差して、

神事を行っていただきました。

これからも裁縫がうまくなりますように、

そんな意味の言葉が祝詞の中にあったように思います。

気持ちが引き締まる思いがしました。

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皆で持ち寄った針を豆腐に差したところ。

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神事のあと、参加者みんな揃っての一枚!

全員着物で参拝しました。

(寒いのでコートを着ていたままで良いと、許可をくださいました)

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針供養のあとは、

外へ出て、

山口大神宮の息子さんから、

山口大神宮の歴史や、

内宮、下宮のことなど、説明していただきました。

室町時代、お伊勢参りがしたくても

伊勢は西国や九州からは遠すぎる、

そこで、同じようにお参りできるようにと

大内義興が天皇からの勅許を得て、

山口に伊勢神宮のご分霊を勧請したそうです。

山口大神宮が「西のお伊勢さん」と呼ばれる由縁です。

当時の大内氏の力、すごいですねー。

写真は下宮の前で説明を聞いているところ。

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特に内宮、下宮の前は、

空気もひんやりして厳かな雰囲気でした。
神様がおわす、まさにそんな感じがしました。

良い経験をさせていただきました。

さて、

お店では片貝木綿など、

普段着着物が沢山揃っています。

春に向けて、お勧めです!

ぜひ、お立ち寄りくださいね。

半巾帯もたくさんあります!