3月24日、十朋亭維新館のお茶会に行ってきました。

江戸時代から竪小路で醤油屋を営んでいた豪商、萬代家に

十朋亭という小さな建物があります。

今は、山口の明治維新を知ることが出来る体験型展示館と、

母屋なども含め、十朋亭維新館として山口市が管理し、一般公開されています。

萬代家は幕末の維新の志士たちを金銭面に大きく支援していたので、

十朋亭や、母屋の部屋には、

志士たちが集まり、宿や会合の場としても使われていたそうです。

伊藤博文、高杉晋作、井上馨などなど歴史上の有名人も多数利用していたとか。

歴史が身近に感じられる場所ですね。

その母屋のお茶室でこのたび、初のお茶会が開催されました。

★この写真は施設全体の正面入り口です★

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今回のお茶会は萬代家に何年も眠っていた古い茶道具を出して使うという

とても興味ある趣向もあり、ワクワク!

受付のスタッフさんもこの日は着物姿で、

イベントの雰囲気にぴったりでした。

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一般の方にも気軽に参加していただけるように、

お客様の前でお茶を点てるお点前はなく、

私たちお客は運ばれたお菓子とお抹茶を席でいただくという略式でしたが、

点前座には歴史ある茶道具が並べられ、

炉には釜も据えられていて、まさにお茶席そのものの雰囲気。

そして、銘のある古いお茶碗でお茶をいただくという

なかなかできない経験をさせていただきました。

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このような機会ですから、

小紋や紬のような気軽な着物で参加されている方も大勢いらっしゃいましたよ。

(もちろん、私もその一人。)

このお茶会に一緒にいきませんか?と、

私のブログでのお誘いをご覧になって、

山口市外からも着物で参加してくださったのに、

お茶会が主催者の予想以上に大盛況だったため、

朝すぐにいっぱいになり、

茶席に入れなかった方もいらっしゃったのです。

申し訳ないです・・。

でもまた、このような機会があると又着物で出かけましょう!!

そして、今日から地域のイベント「大殿ひなさんぽ」も始まりました。

当店も店内に7段飾りのお雛様を飾りました。

お客様のお着物姿と一緒にパチリ。

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大殿地区のあちこちのお店や施設のお雛様をめぐって、

街歩きをぜひ楽しんでくださいね。

3月3日(日)は、イベントも大殿地区内あちこちで開催されますので、

またぜひ、着物で遊びにきてください。

当店では洗える着物フェア開催中です。

便利な洗える着物、洗える長襦袢をぜひ見てくださいね。