このカラフルな写真は何と思われますか??
八掛の生地の色見本なのです。
在庫処分セール中の当店、
着物をお誂えの際、
その着物に合わせる八掛を選ぶことも多く、見本帳は大活躍しています。
八掛とは、
着物の裏地の一部で、裾の裏や、袖口の裏などに縫い付けます。
裾が翻ると、この八掛がチラリと見えるので
どんな色にするのかはとても重要なんですよ!!
下の写真、
仕立てあがっている着物のピンクの布地が八掛です。
八掛は表地と似た色にするか、
反対色にするか、
明るくするか、渋くするかは、
どんなシーンで着たい着物か、
どんな印象にしたいかなどによって
変わってきます。
昔は若い娘さんの着物にはどんな着物であろうと赤や、濃いピンクや朱色の八掛を付けると、決まっていたようです。
(昔の着物を見るとそんなのが多いですよね)
たとえば水色の着物の裏にも真っ赤な八掛がついています。
表と極端に反対の色は
今のセンスで見るとちょっと残念な感じ・・・。
そのような色合わせ、今はしません。
着物は色の足し算です。
だからこそ、センス良く足していきたいですね。
お店ではいろんな色の見本を着物に合わせて置いてみて、
ご説明やアドバイスさせていただきます。
自分で選んだ色を組み合わせる楽しみは、お誂え着物ならではですので
セールこの機会にぜひ、着物選び、八掛選びして
ご自分の着物を誂えてみませんか?
今のお店は3月15日までの営業です。
それから移転作業し、新店舗オープンまで休業とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、ご了承くださいませ。
竪小路の新店舗は3月26日(土)がオープンです。お楽しみにしていてくださいね!