3年ぶりに行われたという野田神社能楽堂で、薪能を鑑賞してきました。

開演前に撮影した舞台です。

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野田神社には、お茶会があるときに来たことがあるのですが、
能楽堂が開いているのを見るのは初めてです。
調べてみると、
この能楽堂は昭和11年に、明治維新70周年を記念して
毛利家から寄進されたものだそうです。
もうすぐ明治維新150周年を迎えるので、つまり約80年前の建物なんですね。
歴史を感じる重厚さと、美しさを兼ね備えた立派な建物でした。
夜になると、篝火が焚かれて、
幻想的な雰囲気の中、舞台が進行していきます。
写真でご紹介することはできませんが、
衣装も素敵でした!
能の演目、「羽衣」での
天女の羽衣は、乳白色の透ける素材で美しく、
狂言の「蚊相撲」に出てくる蚊の精の衣装は、
軽そうで、いかにも飛んでいる蚊という雰囲気だったのですよ。
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山口市内に立派な能楽堂があり、
そこで一流の舞台を見ることが出来るなんて、ありがたいことですね。
また、見る機会がありますように。
実はこの日、雨が降っていて、真っ黒な雲が空を覆っていました。
本当は着物を着たかったのですが、
洋服に雨カッパといういでたちでの鑑賞となりました。
次回こそは、着物で鑑賞したいものです。