今日から2月になりました。
まだ立春前ですが、昨日は春のような暖かさでしたね。
あちこちで梅が開きはじめたそうです。
梅見を楽しめる日が早く来るといいなぁ・・。
さて、私が今の時期に締めるのに気に入っているこの帯は、
母の昔の黒い絵羽織を名古屋帯にリメイクしたものなんですよ!
昨年もブログで紹介しましたがもう一度、紹介させてくださいね!
後ろのお太鼓の部分はこんな感じ。
着ると、こんな感じになります。
ちなみに着物は昔、祖母が着ていたもの。
今どき珍しい(?)総絞りの着物で、レトロ感がお気に入り。
もともと、羽織は柄が縦方向についているので
その生地で帯を作った場合、生地を横に巻く胴部分では柄が横向きになってしまうのですが
(この椿も横を向いてますね)
でも花模様なら横を向いていても気になりませんよね。
私の幼稚園の卒園式に(何年前でしょ?)
この羽織を着た母と一緒に映った写真が残っているんですよ。
そんな思い出の羽織からできた帯をこれからも大事にしていこうと思います。
ここでコーデネイトのアドバイスを一言。
着物も帯も昭和のものを着るとき、
帯揚げと帯締めには新しいもの(今の物)を合わせるのがお勧めです。
全体の姿が小物によって生きてきます!
お試しくださいね。
名古屋帯は羽織だけでなく、もちろん着物からでも作ることができます。
着物としては着れないものが帯になって使えたら嬉しいですよね。
タンスの中にそんな羽織や帯がありましたらぜひ、当店にご相談ください。
お待ちしています!
着物のことなら
山口市 西門前商店街 呉服処 おかふじ