春の大感謝祭に今年もやってくる白イ烏の着物たち。

小紋、付け下げ、袋帯、名古屋帯、帯締め、帯揚げ、半衿など、

沢山のアイテムが揃います。

それらの中で今日は、

人気の刺繍の名古屋帯をご紹介させてくださいね。

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華やかさと上品さ、可愛さが合わさった

白イ烏らしいデザインにキュンとします!

さて、この刺繍の帯、

こんな多色で細かい図柄だから、

きっとコンピューター制御のミシンが刺繍しているのでしょうと、

思われるかもしれません。

ところが、違うのです。

この刺繍はたった一人の職人さんの技術によって施されています。

というより、

できる方がたった一人しかいらっしゃらないと言いましょうか。

その職人さんの動きを見ると、

刺繍糸を上下する動力はミシンですが、

色糸の糸巻きを頻繁に入れ替え、

柄に沿って布を手で送り、

布に刺繍の模様を描いていきます。

人の目、手の感覚によって描かれているので、

まさに手作業です。

そして、
糸が重なる部分は下から上に重ねて何度も刺繍するので

立体的な奥行きが出せるのだそうです。

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写真は昨年、京都にある刺繍工房に伺い、

見学した際に撮らせていただいた作業中のお写真。

ミシン刺繍の道50年の大ベテランの職人さんの手から

素敵な帯が生まれている様子を

お客様と一緒に見せていただきましたが、

職人さんはとてもやさしいお母さんでもありました。

そんな素敵なおかあさんから生まれた刺繍帯たちを

ぜひ、春の大感謝祭の会場で出会ってくださいね。

3月24日(日)、25日(月)に開催する

おかふじ春の大感謝祭では、

写真でご紹介した以外にも

白イ烏の素敵な刺繍帯が多数入荷します。

名古屋帯で使いやすい上に、、

デザインが上品なのでセミフォーマルな装いにもおすすめできます。

デザイナーの吉田有香さんも来場します。

皆様のご来場をお待ちしております。