昨日、今日の2日間、茶道裏千家淡交会の中国地区大会が防府市で開催されています。

地区大会は京都から御家元もお迎えして行う大きなイベントで、
昨日は1000人以上の参加者があったそうです。
毛利邸にお濃茶席、
英雲荘と、防府天満宮に薄茶席、
アスピラートに青年部と学生さんによる立礼の茶席が設けられ、
昨日は防府市公会堂で記念式典もありました。
山口支部は今回、大会の引き受け側でした。
私も会場でのお手伝いがあり、濃茶席と薄茶席には行くことができなかったのですが、
アスピラートのオープンスペースで催されていた
青年部と学生さんによる立礼席には参加させていただくことができました。
二階から見下ろすとこんな風、
即席で和の空間が作られています。
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皆様の着物姿、色とりどりで綺麗でしょう?
ご亭主の男性の袴姿も凛々しくて、素敵でした。
さて、このお席でお抹茶を頂きましたが、茶菓子は和菓子でなく、
山口ではおなじみのスペイン菓子、ポルボロンだったのですよ。
甘くて口の中でほろほろっと溶けるポルボロン、
意外にもお抹茶ともよく合って、美味しかったです。
美味しかったといえば、
大会の点心(お弁当)もついでにご紹介ー。
他県から参加された会員さんにも喜んで頂けるように、
フグの天ぷら、フグの皮の酢の物が入っていました。
おもてなしの心が伝わったかな。
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昔は花嫁修業などといわれて、
女性は誰でもお茶を習っていましたが、
今は趣味が多様化しているので習い事も様々ですよね。
そんな中、お茶を習う方は少なくなりました。
でも、茶道から学ぶことは単なる「お茶を点てる所作」ではなく、
あらゆる日本の文化、生活に繋がっています。
興味を持っていただけたら嬉しいです。
ぜひ、あなたもお仲間にー!!