成人式に着用された振袖のお手入れ、

皆さま、どうなさっていますか?

悩まれているお母様が多いとお聞きしましたので

私なりのアドバイスをさせていただこうと思います。(絹物の場合です)

 

まず、振袖や長襦袢、帯は着用時に体から出た湿気を抜くために

ハンガーに吊るします。(日差しのあたらない室内に半日ほど)

着物に湿気は大敵です。

ただ、吊るしすぎると、生地の重みでたれてしまうので気をつけてくださいね。

 

そしてまず振袖、

 全体を見て汚れが無いかチェックします。

  ・・・・特に衿は注意して見てくださいね。

     ファンデーションが付きやすい箇所なのです。

 

汚れがなければ畳んでたとう紙に入れます。

ここで注意!

最初、購入されたときに、着物の間に挟んであった白い紙や厚紙は捨ててください!

着物と一緒に入れておくと、紙が湿気を呼び、カビの原因になります。

ビニール系のものも一緒に入れないようにしてくださいね。

防虫剤は、着物の上に直接置かないようにしてください。

刺繍に金属の糸がつかわれている場合があり、薬品で変色するかもしれません。

たとう紙の上に乗せるのをお忘れなく。

 

さて、振袖に汚れがあった場合です。

決して、自分では手を出さないでください!

絹ものは、水ぬれさえシミになるのです。

濡らしてふき取ることは余計にシミを大きくしてしまうので触らずに、

プロに汚れ落としやシミ抜きを依頼するのがベスト!

必ず、着物の取扱いができる専門店にご依頼ください。

丸洗いやしみ抜きで綺麗にしてもらいましょう。

 

また、今は目立った汚れが無いけれど、その振袖をしばらく着ないし、

洗わずに収納するのには不安があるとおっしゃるお客様には

丸洗いに出されることをお勧めします。

こちらも専門店にお出しください。

 

当店では、

丸洗いやしみ抜きのご依頼もお受けしています。

お預かりした着物は京都の専門業者に送って、綺麗にしてもらっています。

ご安心ください。

 振袖の丸洗い価格  8700円 

    (洗いだけで落ちないシミがあれば、シミ抜き代の追加料金がかかります)

 

長襦袢も丸洗いしておくと安心ですね。

直接肌に触れるものなので、袖口が汚れている場合があります。

 

 振袖用長襦袢の丸洗い価格    5500円

 

なお、事前に振袖にパールトーン加工を施してある場合は

汚れ落としの依頼も、パールトーン社に出しますので

御持ち込の際にお話くださいね。

ご依頼お待ちしています。

 

また、これから成人式をお迎えになるお嬢様、お母様からの

振袖に関するご質問、ご相談もお待ちしています!!

お誂え、お直し、仕立て替えのこと等なんでもどうぞ。

 

メール info@kimono-okafuji.comへ。

 

  

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