福岡市博物館で開催中の「着物ビューティ」展を見に行ってきました。

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江戸時代から昭和までの着物がたくさん見られる機会はなかなかありません。
そのうえ、明治時代にアメリカ人が着物の美しさに魅了され、収集し持ち帰って、
今はボストン博物館に保管されている小袖や打掛も里帰りしているので、
見なければ!と、新幹線に乗っていってきました。
(こだま指定得々切符なら新山口博多往復で6500円とお得ですよ)
展示されているどの着物も保存状態がよく、綺麗で、美しく、
見るだけで2時間ほどかかるほど、数もたくさんありました。
着物の本に載っている写真でしか見たことない刺繍や絞りや染めを駆使した小袖は
本当に豪華で見応え充分!
こんな豪華な着物を着る人がいて、作る職人さんがいた時代なのだな・・・としみじみ。
着物だけでなく昔の着物の図案カタログにあたる雛形や、櫛やかんざしも見ることが出来ます。
解説をじっくり読もうと買った図録です。
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江戸、明治、大正、昭和と時代を追って展示室を進んでいくと、
大正、昭和のゾーンでは大正モダン、昭和レトロなポップな銘仙もあり、
昨年の菜香亭のアンティーク着物展を思い出しましたよー。
福岡市博物館の着物ビューティ―展は4月7日までの開催です。
この展示は巡回し、奈良へ、そして7月13日から8月26日には
島根県立石見美術館にやって来ます!
山口の人は、そちらにも行けますね。
私ももう一度、石見美術館で見ようと思っています。
福岡市博物館には、着物を着て来場している人が沢山いらっしゃいましたよ。
もちろん私も一緒に行った友人たちも着物で行きました!
着物を着て来ている人には応えるとプレゼントがあたるかもしれない応募用紙をくださったり、
会場入り口で記念写真を撮ってくださったりと博物館自体も着物での来場を推進していたんです。
主催者から「着物で見に来てください」と言ってもらえるの嬉しいですよね。
石見美術館も何か着物企画してくれるかな?
着物のことなら
山口市 西門前商店街 呉服処 おかふじ