今日は寒いけどいい天気ですね。

センター試験が雪の影響を受けなくてよかったと、ほっとしています。
さて、今日は生け花展でお会いしたお客様のお着物姿をご紹介します。
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生け花の先生でもあるY様が
やさしい色の紬の着物に合わせて締めていらっしゃるのは
楊枝糊友禅の染め帯です。
昨年、3月の当店の展示会でお買い上げいただいた帯を
締めてくださっていたので嬉しくてパチリ!!撮らせていただきました。
楊枝糊友禅の技法は(簡単に説明すると)
白い生地の上に特殊な配合で作った糊をヘラですくって垂らすことで図案を描く
糊がついたまま生地全体を染める
生地を洗って糊を落とす
糊があった部分は染まらないので図案が白く現れる
図柄に色が使われていないのでシンプルな上品さがあり、
糊を垂らして描く線には温かみもある、それが楊枝糊の魅力と思います。
山田栄一氏(もう故人ですが)がこの楊枝糊友禅技法で人間国宝に指定されていました。
この帯はその孫、山田崇さんの作品です。(三代目として引き継ぎ、頑張っていらっしゃいます)
山田崇さんには昨年3月の当店の展示会にお越しいただきました。
帯だけでなく着物も作っていらっしゃってそちらも魅力的です。
さて、今年も3月に、恒例の春の展示会を予定しております。
 日にち   2013年 3月17日(日)、18日(月)の2日間

 場所    湯田温泉 ホテル かめ福  2階 紅梅の間
 振袖、訪問着、留袖、などの礼装から紬のカジュアル着物まで準備いたします。
ぜひ、会場にお出かけくださいませ。
今年はどんな作品、作家さんが来てくださるのでしょう。
詳しい内容につきましては、今後またお知らせしていきますね。
ご期待くださいませ!!