山口市菜香亭で開催される「アンティーク着物展&キモノカフェ」。

まず先にアンティーク着物展がいよいよ11月17日(土)から始まります。
開催まであと1週間と迫り、私も出展スタッフの一人として準備に追われているところです!
県立美術館で同時開催される「大正ロマン、昭和モダン展」と合わせて、ポスターもあちこちで見かけるようになりました。
FM山口ではラジオCMが毎日流れていますし、いろんなメディアからも注目していただいいるようで嬉しく思っています。
展示する着物は、大正、昭和初期に実際に着られていたものなんですが、
染めや模様が華やかな小紋の着物、個性的な柄が楽しい銘仙など、
今の着物と比べて、昔の女性のおしゃれ心を想像してみてください。
こちらのサイトに画像を少し紹介しております。
会場となる山口菜香亭は、明治初期から数年前まで100年以上営業していた料亭です。
数えきれないほどの結婚披露宴がその大広間で行われてきました。
今回、菜香亭に残る当時の婚礼の食器類と並べて、婚礼衣装も展示します。
そのうちの一枚、この振袖は当店(岡藤呉服店)が保管していたものです。
主人の祖母がお嫁入りの時に持ってきて、着たものでしょうか。
そのあたりの背景がはっきりとはわからないのですが
90年近く前のものではないかと思われます。
当時のお嫁さんは五つ紋入りの振袖が婚礼衣装だったのですね。
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何羽も描かれた鶴の羽根の部分には重厚な刺繍が施されていて
今にも飛び立ちそうな立体感なんですよ。
松竹梅に鶴、まさしくお嫁さんの衣装にふさわしい振袖ですね。
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山口市菜香亭の「アンティーク着物展」で展示いたしますので、ぜひ、会場でご覧になってくださいませ。
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山口市 西門前商店街 呉服処 おかふじ